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メンタルケアの道|うつ病治療は原因の除去から

運動による治療

聴診器とハート

有酸素運動の有効性

うつ病の改善に有酸素運動が注目されています。有酸素運動を行うことによりセロトニンが分泌されやすくなり、うつ病の改善につながります。事実、メンタルクリニックの治療に有酸素運動が含まれていることもあり、様々な研究機関で有酸素運動の有効性について研究されています。なお、うつ病の治療に用いる場合は、回復の兆しが現れ、自分で外に出ようという意志が持てるようになったら行いましょう。もし、無理やり外に連れ出した場合、それが原因で余計に症状が悪化してしまう可能性があります。なお、近年では瞑想と有酸素運動を組み合わせたMAPトレーニングと呼ばれるものがうつ病の緩和に効果があるといわれています。主な理由としては、瞑想を行うことにより自分の考えを整理させることができ、有酸素運動によってセロトニンが分泌されるからだと考えられています。

朝日を浴びる

有酸素運動を行う上で最も有効なのは朝だといわれています。その理由として、日光を浴びることによりセロトニンが分泌されやすく、早朝に目覚めるという習慣を持てるようになるからです。またセロトニンは大量に分泌することでメラトニンという成分に変換されます。メラトニンとは睡眠ホルモンのことであり、メラトニンの量が多ければ多いほど睡眠の質は良くなるといわれています。うつの原因の一つに睡眠不足があるので、質の良い睡眠をとるというのは非常に大事なことなのです。
そして何より、運動することにより体の機能を復帰させることができ、社会復帰がスムーズに行えるようになります。うつの症状が激しい時期というのは、長ければ三ヶ月間ほど続き、この時期体を全く動かすことがないので体の機能は非常に衰えています。しかし、運動をして質の良い睡眠をとることによってうつ病が原因で衰えた体の機能は徐々に回復していき、寛解したあとも社会復帰がしやすくなります。そのため、有酸素運動は快眠、体力回復、症状緩和の全てにおいて効果があり、うつ病の原因でもあるセロトニン不足の解消にもつながるのです。

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